ソルベイは IATF 認証を取得し、E モビリティ市場での PVDF サプライヤーと しての立場を強化致しました

ソルベイは、フランスのタヴォーにある自社のポリフッ化ビニリデンポリマー (PVDF) ソレフ® の工場の品質管理システムが認められ同工場が IATF 16949:2016 認証を取得したことを発表しました。すでに発表されている通り、同社はタヴォー工場の PVDF の生産量を増加し、同工場をヨーロッパ最大規模の PVDF 生産施設にすることを予定しています。今回の大きな成果は、自動車業界における PVDFの電池関連用途の設計と生産に関わるものとなります。 このIATF 16949:2016 認証は、世界 120 か国以上で認められている世界をリードする品質保証プロバイダーである Lloyd’s Register Quality Assurance Group Limited (LRQA) により発行されました。

「IATF 16949 は、自動車業界における品質管理システムを対象とした最も広く利用されている規格です。この認証を取得できたことについて当社はとても誇りに思っています」とソルベイのバッテリー材料成長プラットフォーム部門の責任者であるMaurizio Gastaldi はコメントしています。

「現在、電池メーカーから材料サプライヤーに対して「この国際規格を遵守している証拠を提供してほしい」というリクエストが増加しています。IATF 認証は、この増加するリクエストにも対応するものとなります。また、この認証は世界の EV電池材料事業において必須の要件になることが期待されています」とソルベイのバッテリープラットフォーム営業部門責任者であるFrancescantonio Azzariti はコメントしています。

ソルベイの 最先端ソレフ® PVDF ポリマーは、世界の大手電池メーカーによって、ハイブリッド車および完全自動運転の電気自動車 (EV) 向けのリチウムイオン電池の製造に広く使用されています。 実績のあるポートフォリオには、電気化学的および熱的に安定した高密度かつ長寿命のリチウムイオン電池向けのバインダーとセパレータコーティングが含まれます。

ソレフSolef®は、ソルベイ社の登録商標です。
 

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