東京,  2018426---ソルベイジャパンは、北川進京都大学特別教授の「ソルベイ未来化学賞」受賞を記念し、ベルギー大使館との共同により大使館ホールにて、記念シンポジウムを開催しました。(後援:日本化学工業協会、日本化学会)

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(講演する北川進京都大学特別教授)

林芳正文部科学大臣をはじめ大手化学企業のCEO、CTO、及び学術団体、国家研究機関のトップの方々約100名のゲストを、ギュンテル・スレーワーゲン駐日ベルギー大使と共に大使館にてお迎し、北川特別教授に受賞理由となった有機金属フレームワーク(MOFs)についてのご講演を頂きました。その後、林文部科学大臣に来賓のご挨拶を頂戴し、パネルディスカッションにおきましては、北川特別教授、豊田理化学研究所の玉尾皓平所長、産総研の中鉢良治理事長、ソルベイのサイエンス&テクノロジーダイレクターのパスカル・メティヴィエのトップサイエンティストにより、「地球規模課題解決(持続可能性)に向けた化学の可能性について」と題して、熱い議論が交わされました(モデレーター:日本化学工業協会 渡辺宏専務理事)。最後に、ソルベイのボードメンバーであるジャン・マリー・ソルベイが、創業者以来脈々と科学の発展に尽くしてきたソルベイの歴史と情熱について、プレゼンテーションを行いました。その後に続いたカクテルパーティーでは、和やか雰囲気の中にも各々が化学の持つ可能性と果たすべき役割についての熱い思いを共有した、有意義な一日となりました。

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(左から: Patrick Maestro, Solvay Scientific Director、 Andre Nothomb, Solvay Grovernment & Public Affairs Manager APAC、 Jean Marie Solvay, Solvay Member of the Board、北川進京都大学特別教授、林芳正文部科学大臣、Pascal Metivier, Solvay R&I Science and Technology Director、 井本万正ソルベイグループ日本代表、Gunther Sleeuwagen, Ambassodor of H.M. the King of the Belgians)

 

ソルベイについて ソルベイは先端材料および特殊化学会社で化学品の発展にコミットしており、重要な社会的挑戦に取り組んでいます。ソ ルベイは、多様なエンド・マーケットにおいて世界中のお客様とパートナーシップを組んでいます。製品は、航空、自動 車、バッテリー、スマートデバイス、医療機器、採鉱や石油・ガス採取、効率や持続性の向上に使用されています。軽量 化材料はクリーナーモビリティを促進し、フォーミュレーションズは資源活用を最適化し、パフォーマンスケミカルズは 大気や水質を改善します。当グループはブリュッセルに本社を置き、61 か国に約 24,500 名の従業員を擁しています。 2017 年の純売上高は 101 億ユーロを計上し、純売上高の 90%以上を占める事業において、当社は世界のトップクラス 3 社 のひとつに数えられており、EBITDA マージンは 22%となります。 Solvay SA(SOLB.BE)はブリュッセルとパリにおいて Euronext に上場し(Bloomberg: SOLB.BB - Reuters: SOLB.BR)、また米 国(SOLVY)においては、level-1 ADR プログラムで取引されています。(数値には売却予定のポリアミド事業は含まれて おりません。)