貴重な資源をより適切に活用します

地球の資源は限られています。今と同じやり方、同じ速さで資源を消費し続ければ、高まり続ける資源への需要を満たすのに、地球3~5個分の資源が必要になるでしょう。今こそパラダイムを変えるときであり、資源の使用量を削減し、製品と原料の寿命を延ばし、より循環型のビジネスモデルへと転換していく必要があります。

 

ソルベイが2030年までに達成を目指す目標は、循環型ビジネス運用モデルへの移行を促進し、地球の資源を守ることです。

 

持続可能な資源のための4つの目標を設定します

水利用効率を高めます

Woman's hands with water splash

水は私たちの生態系で最も重要な液体であり、地球上に生息するもの全ての生存を保証する基本的資源でもあります。しかし水質汚染の悪化が、生物多様性、水界生態系および人類にとって深刻な脅威となっています。水質汚染の原因は、産業廃棄物、農薬の使用、気温上昇による負の影響から地下水の為の森林伐採の結果など様々です。。 

ソルベイ・ワン・プラネットでは、経済、社会、そして健康で安心な暮らしを支える自然資本の保全と保護が急務とされている現状に取り組みます。

私たちの事業活動による取水への影響を低減するため、淡水の取水量25%削減を目指します。

当社の水利用効率を高め、再利用イニシアチブを推進することで、これらの希少資源を保全し、淡水への負の影響をなくす取り組みに貢献していきます。

 

循環型経済を加速させます

 

Circular Economy Japanese zen garden

エレン・マッカーサー財団とのパートナーシップを活用し、ソルベイグループの循環型経済への寄与を促進します。その目的は価格安定策とは無関係に自社の産業廃棄物を3分の1削減する一方で、再生可能または再利用資源に基づく製品の売上を2倍以上にし、総売上高15%を目指し、かつ再生可能・再利用製品の売上高を15%増大させることです。

私たちの資源の使い方を見直すには、現在のtake(資源の採掘)-make(製造)-waste(廃棄)という採取型産業モデルの先にあるものを見据え、成長を定義し直す必要があります。ソルベイは現在のビジネスモデルを見直しています。ビジネスのあり方を再検討し、自社の成長と、限りある資源とを切り離すビジネスモデルを開発する必要があると強く感じてます。循環型経済は私たちが進むべき正しい道です。ソルベイは多種多様な産業に原材料を供給する企業としての重要な役割を認識しています。

このため私たちは以下のことを決意しました。  

  • 循環型運用:事業活動で発生する廃棄物を削減すると共に、可能な限り多くの廃棄物を副産物またはエネルギー生産に利用します。
  • 循環型部品調達:再生可能・再利用資源(原材料、エネルギー)に基づく製品の取引高を増大させます。
  • 循環型事業:顧客のイネーブラー(陰の助力者)として、顧客に多様なソリューションのポートフォリオを提供し、顧客がその事業活動に循環型経済を組み入れるのを支援します。ソルベイは電気自動車用バッテリー、エレクトロニクス、包装および水に関連する新たな循環型モデルに加わります。例えば金属分離、生物資源またはリサイクルポリマー、ケミカルリサイクリングにソルベイの技術を導入し、循環型ソリューションを提供します。

 

廃棄物の回収量を増やします 

Photovoltaics in solar power station

持続可能なビジネスソリューションを提供するこれまでの取り組みを継続し、それを当社売上の65%を占める事業へと発展させます。

ソルベイでは、イノベーションを通じて社会に貢献するには、パフォーマンスを高めるだけでは不十分だと確信しています。地球を犠牲にしてそれを成し遂げるのではなく、生産段階から製品のライフサイクル全体を通して環境への影響を低減させる必要があります。これには耐用年数終了時の工程と再利用工程も含まれます。 

ソルベイグループは、廃棄物の埋め立てや焼却など、エネルギー回収を伴わない回収不能産業廃棄物を3分の1削減します。

 

イノベーションを活用し、より持続可能なソリューションを開発します

 

今後もソルベイは、自社のポートフォリオを持続可能なソリューションを育む機会へとシフトさせていきます。Solar Impulseと協力し、持続可能なソリューションをグループ全体の総売上の65%を占める事業にしていくことを目指します。

私たちはこれにコミットするだけでなく、具体的な成果を評価します。自社のポートフォリオを持続可能なビジネスへと導いていくため、「持続可能なポートフォリオ管理」という独自のツールを開発しました。このツールの目的は、常に持続可能性に配慮しつつビジネス上の意思決定がなされるよう導くことです。最終目標はグループ全体の売上に占める持続可能なビジネスソリューションの割合を65%にすることです。ソルベイがこれまでに提供してきたソリューションの42%が既に世界の資源消費量削減に貢献しています。その売上高は2019年度では36億ユーロ相当です。

ソルベイ・ワン・プラネット計画に基づき、バリューチェーン全体における省資源化の状況を評価しています。例えばソルベイの高分散シリカは車両タイヤの寿命を15%延ばします。これは世界市場規模に換算すると年間でタイヤ材料180万トン削減に相当します。