ソルベイとApollo Medical社は、医療用の短期インプラントをターゲットとする マイクロチューブ用途でキータスパイア® PEEKの需要拡大を実感

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ジョージア州アルファレッタ、2016年7月14日 –高機能特殊材料の世界的サプライヤーであるソルベイは、本日、Apollo Medical Extrusion社がソルベイのキータスパイア® ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)の押出成形により製造された医療用単腔および多腔マイクロチューブの提供を開始することを発表しました。この動きは、Apollo社製品の大きな拡充を示すものです。Apollo社はすでに、Zeniva® PEEK、アバスパイア® ポリアリールエーテルケトン(PAEK)、ベラデル® HC ポリエーテルサルホン(PESU)といった他のヘルスケア向けポリマーを製品に活用しています。

「ヘルスケア分野のお客様のあいだでは、高機能PEEK材料の押出成形で製造された単腔マイクロチューブを求める声が増えていたため、キータスパイア® PEEKを追加することは、自然な対応でした。」とApollo Medical Extrusion社のSenior Process EngineerであるJonathan Jurgaitis氏は述べています。「興味深いことに、それ以来PEEKの需要は、より複雑な多腔およびステンレスブレードのマイクロチューブ設計にも広がっています。」

Apollo Medical Extrusion社は、カテーテル、内視鏡検査器具、腹腔鏡器具などに用いられる幅広い押出成形マイクロチューブを製造しています。 ポリマーラインナップにキータスパイア® PEEKが加わったことで、同社の既製製品には、ソルベイ材料製の3種類の新しい三腔マイクロチューブと26種類の単腔マイクロチューブ、および14のサイズのPEEKロッドが含まれることになりました。  

キータスパイア® PEEKは、ソルベイの特殊ポリマー群のなかでも最も高い性能を備えた熱可塑性樹脂の一つです。PEEKに分類される材料は、卓越した高温での耐薬品性を備え、最高240°Cでの連続使用温度で優れた機械特性を維持します。ソルベイのキータスパイア® 製品群は、他社のPEEK製品よりもさらに優れた性能を備えており、グレードによって異なりますが、耐疲労性の向上、衝撃強さの20%向上、延性の60%向上といった利点が得られます。

キータスパイア® PEEKで製造したApollo Medical社の製品は、このポリマーの卓越した強度や優れた耐薬品性、耐熱性、耐疲労性を反映しています。この材料のバランスのとれた性能特性からメリットを得るマイクロチューブ用途として、アテローム切除、動脈アブレーション、前立腺照射療法や、医療機器の配置用器具などが挙げられます。 


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長期インプラント器具用途で、押出成形マイクロチューブの材料としてZeniva® PEEKを指定するソルベイのお客様に、Apollo社は引き続きZeniva® を提供する予定です。接触時間が24時間以下に限られる用途では、バランスのとれた耐薬品性、延性、強靭性が求められ、おもにアバスパイア® PAEKが指定されています。ベラデル® HC A-301 PESUは、米国食品医薬品局(FDA)に詳細なマスターアクセスファイルが登録された最初のPESUであり、優れた剛性と耐熱性を備えた流動性の高い透明樹脂が求められるマイクロチューブ用途への対応が可能です。 

こうした他の特殊ポリマーと同様、ソルベイのキータスパイア® PEEKポリマーも、制限付き生体接触用途に関する信頼性の高いマスターアクセスファイルがFDAに登録されています。

「ソルベイのキータスパイア® PEEKポリマーに対する関心が高まっている一因としては、この製品のグローバル市場が全体的に成長していることが挙げられます。一部のアナリストは、この市場は2020年までに年平均成長率8.4%で拡大すると予想しています。」とGlobal Business Manager for Healthcare for Healthcare at Solvay’s Specialty Polymers global business unitであるJeff Hrivnak氏は述べています。「一方で、Apollo Medical Extrusion社のような革新的なヘルスケア分野のお客様は、ソルベイPEEKの卓越した性能と加工性によって先端材料に対する関心を、さらに高めていることも示しています。」

ソルベイは信頼性の高いヘルスケア分野の材料サプライヤーとして、25年以上にわたる実績があります。ヘルスケア用途の世界的なポリマーメーカーとして、医療機器、器具、装置に用いられる幅広い高機能樹脂を提供しています。また、さまざまなインプラント器具に用いられるSolviva® 生体材料群も提供しています。ソルベイのベラデル® PESUポリマー群は、食品サービス、メンブレン、自動車といった用途で長きにわたって実績を築いています。

® キータスパイア、アバスパイア、ベラデル、Zeniva、Solvivaはソルベイの登録商標です。



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Apollo Medical Extrusion社について

Apollo Medical Extrusion社は、40年以上にわたって医療用押出成形製品を専門に扱ってきた株式非公開企業です。押出成形に対する独自の専門知識から、際立った品質およびプロ意識が生まれています。社員は、お客様の成功を確実なものにするために全力を尽くしています。Apollo社の押出成形のスペシャリストは、医療機器業界に対応する最高の品質基準を実現できるように訓練されています。また、同社のすべての製品は、ISO 13485規格に従って製造されています。

ソルベイスペシャルティポリマーズについて

ソルベイスペシャルティポリマーズは、35の高機能ポリマー商品ブランドのもと、1,500以上の製品 - フッ素樹脂、フッ素エラストマー、フッ素系流体、半芳香族ポリアミド、サルホン系樹脂、超高機能性芳香族樹脂、高バリア性樹脂、高機能性架橋コンパウンドを、航空宇宙産業、代替エネルギー、自動車、ヘルスケア、メンブレン、石油・ガス、パッケージング、配管、半導体、ワイヤー/ケーブル、その他のマーケットに供給しています。詳細はwww.solvay.comを参照ください。

国際的な化学および先端材料企業であるソルベイは、省エネ、CO2排出削減、資源の最適活用とクオリティ・オブ・ライフの向上を導くような持続可能な製品やソリューションにより、革新的に高価値を開発、提供することで、お客様を支援しています。自動車、航空宇宙関連、消費財、ヘルスケア、エネルギー、環境、電気/電子部品、建築/建設、工業用途などの多様なグローバル・エンド・マーケットに対応しています。当グループはブリュッセルに本社を置き、53カ国に約30,000名の従業員を擁しています。2015年のプロフォルマ・ベース純売上高は約124億ユーロを計上し、純売上高の90%以上を占めている事業において、当社は世界のトップクラス3社のひとつに数えられています。ソルベイSA(SOLB.BE)はブリュッセルとパリにおいてNYSE Euronextに上場しています(Bloomberg:SOLB.BB – Reuters:SOLB.BR)。